至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-

「そっかそっか。無意識に出ちゃうのはしょうがないねーって、なるとでも思う?」


「うう……っ。思わないけど、……なってほしい、お願い……」



シャツのすそをぎゅっと掴んで訴える。

一瞬驚いたような顔をした京様。

だけどすぐに、いつもの妖しい笑顔に変わった。



「はは……お前、ほんとにどうしようもないねえ」


そう言って、りぼんをしゅる……っと解いてしまう。



「っ! やぁっ……」


あらわになった部分を、つーっと指先でなぞられた。


「ひぅ……っ」

「すぐ甘い声出ちゃうのもどうしようもない」


「静日くん──」

「そうやって真っ赤になって、涙目になるとこも……」


「ふぁ、っ……」

「ぜーんぶ──どうしようもないくらい可愛い、」



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