至高の冷酷総長は、危険なほどに彼女を溺愛する -CLASSIC DARK-
結ばれた運命






飛鳥井くんには、1週間後に改めてきちんと返事をすると伝えた。


そのあいだは、龍泉閣じゃなく、毎日自分の家に帰った。



家ではお父さんもお母さんも上機嫌で、わたしのくだらない話もにこにこしながら聞いてくれた。


これが、幸せ。

わたしの望んだこと。

なのに。



選択は正しかったよね……?


どうして自分に、何度もそう問いかけちゃうんだろう……。



< 282 / 309 >

この作品をシェア

pagetop