きみの優しさを受けとりたい。
イケメンにこれまでの事情を伝えると
「ふふっいくら1年生でも旧校舎で迷う人いるんだね」
とてつもなく綺麗な顔で微笑むから、ドキドキが止まらない。
初対面の人にドキドキするなんて、、
「名前は?」
「簓 知咲です」
「じゃ、簓さん教室まで案内するね 何組?」
またふわりとイケメンは微笑む
トクンッ
まただ、ドキドキが止まらない
「い、1年6組です。お願いします。」
「りょーかい!」
胸の高鳴りが顔に出てしまわないように必死で隠す。
それでもやっぱり今、顔を見られたら…
イケメンよお願い、振り返らないで
私の胸の高鳴りと浮ついたこの心がバレてしまいそうだから、、