恋のチャンスは3日間
部屋をでると薄暗い中で、郡司さんが寝ているのがわかる。
疲れているんだな。3日間ほとんど寝てないって言ってたし。
今夜のことも、郡司さんが私に無理に付き合ってくれたのかも知れない。
やさしい人だから。
郡司さんに近づくと枕の横に置いてある携帯に気がつく。
「ちょっと、失礼します」
いや、待てよ。
人に携帯触られるのってどうなの?
いくら充電とはいえ・・・やっぱりやめよう。
その場から去ろうとしたとき
ガツッ。と腕を捕まれる。
え?
と、思った瞬間腕を引っ張られ、充電器が床に落ちる。
「うわっ」
慌てて自分の体を支えると、郡司さんの頭を挟む形で落ち着いた。
・・・ちょ、ちょちょちょ。
これ、私が襲ってるみたいになってるけどーーーーーー!!
違うから、私襲ってませんから!!
必死に離れようとするけど、腕を離してくれない。
これ・・・郡司さん起こした方が早いかも。
そう思って、郡司さんの顔を覗き込んだ時
・・・泣いてた?
目尻に残る涙らしい跡。
そして急に郡司さんの顔が険しくなって、苦しそうに歪める。
「郡司さん!」
思わず大きな声がでてしまう。
だって、こんな苦しそうな顔、嫌だ。
「郡司さん、大丈夫ですか?」
捕まれていない手で郡司さんの肩を軽く揺らす。
疲れているんだな。3日間ほとんど寝てないって言ってたし。
今夜のことも、郡司さんが私に無理に付き合ってくれたのかも知れない。
やさしい人だから。
郡司さんに近づくと枕の横に置いてある携帯に気がつく。
「ちょっと、失礼します」
いや、待てよ。
人に携帯触られるのってどうなの?
いくら充電とはいえ・・・やっぱりやめよう。
その場から去ろうとしたとき
ガツッ。と腕を捕まれる。
え?
と、思った瞬間腕を引っ張られ、充電器が床に落ちる。
「うわっ」
慌てて自分の体を支えると、郡司さんの頭を挟む形で落ち着いた。
・・・ちょ、ちょちょちょ。
これ、私が襲ってるみたいになってるけどーーーーーー!!
違うから、私襲ってませんから!!
必死に離れようとするけど、腕を離してくれない。
これ・・・郡司さん起こした方が早いかも。
そう思って、郡司さんの顔を覗き込んだ時
・・・泣いてた?
目尻に残る涙らしい跡。
そして急に郡司さんの顔が険しくなって、苦しそうに歪める。
「郡司さん!」
思わず大きな声がでてしまう。
だって、こんな苦しそうな顔、嫌だ。
「郡司さん、大丈夫ですか?」
捕まれていない手で郡司さんの肩を軽く揺らす。