流れ星☆″
3巻☆″
━━━5ヵ月前━━━
4月にクラス替えが
あった。
その日の帰りの
出来事だった。
「あの.....」
私は司に後ろから
呼ばれた。
「はい...?」
私は同じ学年だと
言うのに、
司の存在自体
知らなかった。
だから、この時も全く。
「オレ、有明さんのことが好きです。」
「えっ...!!??」
横にいた優香もビックリしている。
私の事が好きって
言ったよね?
「有明さんは覚えてないかもしれないけど、体育祭の時に、オレがおもっきりケガして、その時、有明さんが大丈夫?って声をかけてくれて、優しい人だなって.....」
体育祭?
ずいぶん前の話
で、案の定、
私は忘れていた。