流れ星☆″
あっ......




駅のホームから
出た瞬間、
お兄ちゃんがいた。




お兄ちゃんは
笑顔で私を迎えた。



「お兄ちゃん...どうしているの??」




「いや...特に...」




「お兄ちゃんったらもお〜!!」




私は忘れていた。



今日は夏歌さんが
ウチにくるって事を。





「みゅう??もうきてるんだよ。」




お兄ちゃんが
小さな声で言った



「来てるって??何が??」




「.......夏歌」




「........。」




「みゅうに悲しい思いばかりさせてゴメンな...」


私は首を振った。





それから家に着くまで
無言だった。
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