わたしをフった元カレ、なんかすんごくアピールしてくるんですが。
「じゃあ他どうやってこの状況を説明するわけ」

「だかられんのこと好きなんだってばみなとはっっっ」

「んなわけあるか俺あいつがお前のこと愛してるムードむんむんに感じてたしと言うか幼馴染だからつって俺の彼女に近づくんじゃねえ的な牽制もされてたし???」


え何それ聞いてないんだが。


「はそれ聞いてないくわしく」

「えもう学校着くy」

「NOW!!!!!!!!!」

「もー」


ちょうど学校の最寄りに着いたので、駅から学校まで歩きながら蓮の話を聞いた。

要約すると、あいつは結構わたしにぞっこんのびっぐらぶ❤︎だったそうだ。
で明らかに男には興味がなさそうだと。


本当はもっと聞きたかったけど、教室がある階が違うからしょうがない、あとで家に来てもらうからな蓮め。


「じゃあれんバイバイ」

「うんお前はもうちょっと俺っていう優しい幼馴染を大切にしろよ、俺のガラスのハート」

「お前が言うな昨日の恩はいつか返してやる」

「おおこわ」


教室まで送ってくれた蓮をクラスから押し出し、わたしはドアをピシャッと閉めた。


「れええええい!!!」

「やーんひなおひさーー」

遅ればせながら紹介致します、我親友の陽菜です。

ちなみにめっちゃ美人です。
おひさとは言いましたが、一昨日カフェ巡りした後花火しました。
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