クールな美形王子の誘惑
「うちたぶん浴衣あるよ。
明日にでもうち来てあわせてみる?
気に入ったのあれば貸すし」
お布団に寝転がりながら頬杖をついて言うさくらちゃん。
前にさくらちゃん家行った時に思ったけど…さくらちゃんの家、結構大きかったもんなぁ…。
浴衣の2着や3着…持っていても不思議じゃない。
「じゃあ明日はみんなでさくらの家行って、
そのままお泊まりする!?」
「さくらちゃんがいいなら」
「一応連絡してみるわ」
梓くんと一緒に行けないのは寂しいけど、
行くなら目一杯楽しもう。