クールな美形王子の誘惑



どこかで抜けて、2人にしてあげよう。



……とはいえ、


どこかで抜けようなんて考えなくても、お祭りの屋台が並ぶ通りは普通にはぐれそうなくらいの人の多さ。



お祭りの屋台って、不思議と全部魅力的に感じる。


焼きそばとか唐揚げとか、普段も食べてるのにこういうとこで買うのはまた特別。



もうお腹が空いてきて、何から食べようかと考えてたら




「……あれ?」




いつの間にかさくらちゃんたちがいなくなってた。




……あ。


やっぱり、普通にはぐれてしまった。




< 231 / 242 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop