魔法の使い方2 恋のライバル、現る!?
八章
カフェでミーナに会ってから数日後の陽気な昼下がり、ヴィオルドは薬が切れそうだったので陽歌へ向かっていた。午後は非番なため、時間には余裕がある。そのまま店でゆっくりしていこうと考えていた。
「いらっしゃいませ。あ、ヴィオルド」
「薬をもらいにきた」
店の戸を開け中に入ると、いつもの白いブラウスに黒いスカートを着たミーナが出迎えた。ヴィオルドは彼女に用件を告げる。
「それなら事前に言ってくれればよかったのに。これから作るから、時間かかるよ?」
「時間はあるからいい」
「了解。ユリウスさん、私コイツの薬作って来るね!」
そう言って彼女は二階へ消えていった。
「いらっしゃいませ。あ、ヴィオルド」
「薬をもらいにきた」
店の戸を開け中に入ると、いつもの白いブラウスに黒いスカートを着たミーナが出迎えた。ヴィオルドは彼女に用件を告げる。
「それなら事前に言ってくれればよかったのに。これから作るから、時間かかるよ?」
「時間はあるからいい」
「了解。ユリウスさん、私コイツの薬作って来るね!」
そう言って彼女は二階へ消えていった。