【続】狂暴な彼氏、家では甘えん坊。
「いや、何でもないよ。とりあえず、行こう。」

そう言って私の背中に手を回した響くん

「う、うん………」


響くんって意外とチャラい?のかな………

こういうことを普通に出来る人ってなんか尊敬するっ………

普段はいつも楓くんからだったりしたからな………

たまには積極的にしてみよっかな……


そうこうしている内にいつの間にか海の家に着いていた。

「これと、これを……あと……」

スラスラとメニューを指差して言っていく響くん。

「美雨ちゃん、何か食べたい?」

「い、いいよ……!響くんこそ何か、食べたら……!」

「うーん……じゃあポテトフライを一つ、お願いします。」

深く考え込んだ様子の響くん。

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