⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
♢
なんとか無事にお化け屋敷を脱出したわたしたちは、そのあと来た道のりを戻って、家に帰ることができた。
すっごく楽しかったけど、自分の気持ちに変化があった1日で濃かった。
別れ際、ハルくんに言った。
「誕生日なのにごめんね!」
「気にすんな。疲れてるみたいだからゆっくり休めよ」
「うん…ありがとう」
こうして、ハルくんの誕生日は終わった。
結局幼馴染として何もいいことはできなかった。
いつもどおり迷惑かけて、無駄な心配させちゃって。
はぁ…とことん私ってダメだなぁ。
何ひとつハルくんが喜ぶことできてないじゃん。
ぼふっとベットに身を投げて、そのまま夢の世界へと脚を踏み入れたー…。