⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
そのまま何事もなかったように教室を出て行くハルくん。


なんだったんだろう今の。


何か言おうとしてたよね…?

気のせいじゃなかったら、の話だけど。



「桃ちゃん?行こ!」


「うん」と返事をしてそのまま教室を後にした。



昇降口で靴を履き替えて、校門まで話しながら歩いていると。


「おい見ろよ!すげぇ美人がいる」

「うわ、ほんとじゃん。レベル高っ」


コソコソと男子が話しているのが耳に入った。


その視線の先には、男女の姿があった。


「…桃ちゃん。あれって晴翔くんだよね?」


愛莉ちゃんも気づいた様子。
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