⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
まだ自分の口で言えてないのに…っ。


告げる前に振られたわたし。


こんなの惨めすぎるよ。。。



でも_最後ぐらい笑顔で言わないと。


「バイバイっ…ハルくん」


ぎこちない、精一杯の笑顔。


気づいたかな?私が泣きそうになってること。

もう気にしてないかもね。


ちょっと驚いた表情をして、何かを言おうとしたハルくんだけど…。



「…じゃあな。早く家帰れよ」


クルッと私に背を向けたまま、振り向くことなく家へ入って行く。



あ…終わっちゃった。


「早く家に帰れよ」なんて、余計な優しさなんていらないのに。
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