⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
泣かせるつもりなんてなかったのに 晴翔side
「嫌いだよ_桃のことなんか。幼馴染なんて俺にはもういらない」
ついに言ってしまった偽りの言葉。
言ってからひどい後悔に襲われたけど、もう後戻りすることは許されない。
俺の部屋からみえるあの公園では、桃が泣いてる姿がみえる。
_泣かせるつもりなんてなかったのにな。
俺が必死で桃を突き放してたけど、そんなのただの言い訳にしかならなくて。
桃が体調を崩した日。
「…わたしは、ハルくんのことは幼馴染としか見てないよ。今までもだし、これからもずっと幼馴染でいたい」
桃は、そう俺に言った。
俺が部屋を出て行こうとしたら呼び止めようとするから、少しでも俺に可能性があるかと思ってた。