⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
離さないって決めたから
「えぇっそんなことがあったの!?」
部屋中に愛莉ちゃんの声が響き渡った。
今日は愛莉ちゃんとお泊まり女子会。
あの日に愛莉ちゃんに電話したら、急遽お家にお邪魔する形になって…今に至っている。
「うん…あ…うぅ記憶抹消したい」
なんで私はあんなことをしちゃったの…!
よりによってあんな時に!
あぁ〜もうだめ。
絶対振られるのに、口走っちゃったよ。
はぁ〜っとため息を深く吐くと、愛莉ちゃんの優しい温もりが私を包んだ。
「振られるのが怖いって思うのは違うんじゃないかな。結果はどうあれ、ちゃんと気持ちを伝えなきゃだよ」
愛莉ちゃん……。
そう、だよね。
いつまでもハルくんを避けてちゃダメだよね。
「わたし、頑張る!ちゃんとハルくんに気持ち伝える」