⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
えっ…いま?いま席替え??


愛莉ちゃんとバイバイじゃん〜…。


「えーっそんなの聞いてない!」

「まぁでもいいじゃん!俺あの子と隣になりてぇもん」


クラスメイトは賛否が分かれているけど、しぶしぶ納得した様子。


「桃ちゃん〜…悲しい」

「次も愛莉ちゃんと近くになれるかなぁ」

「きっとなれる!ってかなるもん!」


はぁ…まさか席替えがこんなにいきなり始まるものだと思っていなかった。



少し不安で、憂鬱な気分。


そしてやってきた順番。


ガサガサと紙を引いて中に書かれてある番号をみると「14」で、いまの席から1個前のところ。


愛莉ちゃんはどこだったかな?


「桃ちゃーん!何番だった?あたし26だったぁ」



26…あ!あった。

うっそ。
愛莉ちゃんの席は廊下側の席で、全然遠い。
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