⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
グイっ

後ろから腕を思い切り引っ張られて、厚い胸板に引き寄せられる。



「…!」


「…行くな。桃」


「はる、と」


「ごめん」



なんで謝るの、?

ねぇ…わからないよ。


「晴翔く_「うるさい」


小暮さんの言葉を遮った。

今までの生ぬるい言葉なんかじゃない。


「勘違いしてたみたいだから言うけど、俺は桃だけが好きだから」



晴翔…っ。

やっと、言ってほしい言葉を言ってくれた。



「小暮のことは桃の気を引かせるために利用してた。…最低だってことはわかってる。ほんとごめん」



「……っなに、それ」
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