⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
無意識にぎゅっと目を閉じて、〝それ〟が来るのを待つ。


だけど。


あれ……?
来ない。


いくら待っても来なくて、おそるおそる目を開けると悪魔のように微笑んでいる晴翔がいた。


「ぷっ…なに目瞑ってんの。まさか本気ですると思った?」


「な…!」


あ〜っもう!!
今のは恥ずかしすぎるってぇ。

はぁ…ほんとに恥。


茹でタコのように真っ赤になる顔。

体温が上昇しているのがわかるぐらい。



「イジワルぅ」


「やっぱりバカだね。…でも可愛い」


サラっと髪の毛をすくって、キスを落とす仕草は色気があってスローモーションだった。


1つの動作にドキドキしちゃう私は相当晴翔に惚れ込んでいる証拠。



「もうっ!晴翔が分からない」


「分からないって?」


「優しくしたり、意地悪したり…」


「…俺ってね、好きな子には意地悪しちゃうみたい」
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