⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中



パァンっ!

大きい発砲音と共に二人三脚がスタート!


わたしたちは第二走者だから、足首に巻く紐を巻き付けて待機。


私が右側で、愛莉ちゃんが左側。



わぁーっと巻き起こる歓声。



「さっきから脚が震えるんだけど…っ」


もう緊張でブルブルしっぱなし。


ちゃんと上手く走れるかな?
バトン渡すの上手くいくかな?


今頃になって不安なことがたくさん頭に浮かんでくる。

 

「だーいじょうぶだって!あたし桃ちゃんとなら1位獲れる気がするんだぁ」


「今まで通り頑張ろう!」って言ってくれた。



そして私たちにバトンが渡されて、見事に受け取ることができた。


「いちにっいちにっ」


2人で声を合わせながら、ぐんぐんと人を抜いていって…


「…はいっ!」


1位の1組、2位の4組に次いで3位でバトンを渡すことができた。
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