⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
ホッと一安心。


これで全く知らない人だったら人見知りが発動しちゃうから。



「なんだってなんだよ。俺じゃ不満?」


「全然!むしろ嬉しい」


ニコっと笑顔でいうと、言葉が詰まった様子の晴翔。



「っ、お前平気でそんなこと言うなよな」


「え?」


なにが?

キョトンとしていると「もういい」って言われちゃった。


「はぁ…この無自覚女」なんて呟いているとは知らずに。




「晴翔はリレー出るんだよね?」


「あーうん。マジ面倒くさい」


「いいじゃん。足速いんだから!」


ほんとうにその通り。

ずっと前から羨ましかった。



逆に、なんで私ってこんなに脚が遅くて体力がないんだろうって不安になるぐらい。


「じゃあ桃のハチマキ貸して」


「え?」
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