⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
「よーいドン!」で激しく鳴った発砲音。


「キャー!」
「頑張れー!」

など、歓声が大きくなるたびに心臓がドキドキと鳴って破裂しそうなほど緊張してくる。



愛莉ちゃんが走って、裕太くんにバトンがいって…。


あ、次わたしじゃん!


順番はあっという間にやってきて、白線で待っているときだって緊張しっぱなし。


桃団の順位は現段階で2位。

1位のオレンジ団にはあと一歩っていうところ。


大丈夫大丈夫…!

晴翔にバトンを渡すだけ。



ふぅー…と深呼吸をした息を整えていると、間もなく裕太くんがやってきた。



「っ桃ちゃん!」


パシっとバトンを受け取って、ひたすら必死に走る。



晴翔!わたし頑張って走ってるよ。


二人三脚以上にもがいているかもしれない。
< 246 / 358 >

この作品をシェア

pagetop