⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
は、晴翔すごい!!
どんどん人を抜いていく。
私が転んだことなんて忘れ去られるほどの勢い。
ゴールテープ直前。
1位のオレンジ団と同列に並び、あと数歩というとき。
〜っ!!!
ぬ、抜いたー…!
見事にゴールテープを切り、1位でゴール!
「「おぉぉぉー!」」と沢山の歓声があがってフィニッシュした。
クラスのみんなは晴翔を囲って大喜び。
よかった…!よかったね、晴翔。
そう直接言いたいけど、脚のこともあって行くことはできない。
「やったね桃ちゃん!…脚大丈夫??」
1番に駆け寄ってくれたのは愛莉ちゃん。
「あ、うん!大丈夫だよこのぐらい」
「でもおかしい!あたしが走ったときには石なんてなかったのになぁ」