⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
晴翔、助けて…!
晴翔と付き合ってすでに3ヶ月が経とうとしていて、わたしたちの関係は最低最悪状態。
原因は私にあるんだけど…。
「…お、おはよう」
「……はよ」
当たり前な一緒の登下校。
お互い無言ですっっっごく気まずい。
いや…そもそも私に非があるんだろうけど、こっちだって譲れない。
あ〜っまさかこんなに壁ができるなんて思ってもいなかった。
これじゃ、夏休み前の出来事とほぼ同じだよ…。
「なんだか今日は涼しいね〜」
なんて、まるで近所のおばさんかのように話を振るあたり墓穴を掘った。
いまは10月半ばで秋の訪れの時期。
制服にカーディガンを羽織るのがちょうどいいぐらいの気候。
「…」
グサっ
う、なんだか無言はやっぱりキツい。