⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
〜っ!は、晴翔!?

なんと、私の膝の上には晴翔の頭が乗っていて、膝枕状態だった。



「いいねこのムチムチ感?」


「わ、悪かったね!太ってて」


「ぷっ…拗ねんなって。一応褒めてんだから喜べばいーのに」



褒めてる!?
「ムチムチ」って褒め言葉?

絶対に嫌味でしょ。


なんて、心のなかではそう思っても気持ちよさそうに目を瞑っている晴翔の顔を見ては、そんなことは言えない。



サラサラな髪…ずっと触ってたいぐらいに。


晴翔ってまつ毛ながいなぁ。

今まで何回もそう思ってきたけど、私よりもはるかに長い気がする。



サラっと頭を撫でればゆっくりと目が開いて、パチっと合わさる視線。



「……そのままやってて。なんか寝れそー」


気持ちよさそうにする晴翔をみて、なんだか私も眠くなってきた。



ウトウト……



目を閉じる前。


「…桃。この前はごめん、言いすぎた」


晴翔がボソっと呟いた。


「ううん、いいよ」



お互いに笑いあってー…
秋風が吹くなか、眠りへと落ちた_。


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