⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
とってつもなく「優しい」



「笹野、うるさいんだけど」

「うわ〜…ひっどーい!」

「俺の愛莉泣かせたら晴翔でも許さねーぞ!」

「はー?つーか裕太、お前俺に勝てんのかよ」

「え!?そ、それは……スイマセン」


晴翔のナイスなツッコミで黙りこんだ裕太すん。


「「ぶはっ!」」


なんて、みんなで馬鹿みたいに笑いあえて本当に楽しい。



素でいられるからみんなのことが大好きなの。




だけどまさか……あんな目に遭うなんて思ってもいなかった。




帰りのホームルームが終わって、私たちは真っ先に呼び出された。



2限に行われた現代文の田中先生からは長〜いお説教をされて、それをずっと正座で聞いていた。

そのおかげで脚はビリビリと痺れて、しばらく歩けなかったんだから!
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