⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中

「うるさい〜…行ってくるもん」


ショボン。

やっぱり何年経っても変わらないらしい。


晴翔にはさんざんジャンケンで負けてきて、本当に悔しい思いをたくさんしてきたから。



まさか昔と現在が全く同じなんてね。


「1人で行けんの？俺もついていってもいーけど」



「ぷっ」て今にも笑いそうな晴翔を一瞥して、笑顔で言ってあげた。


「結構です！」



「はいはい、じゃあ俺のはコーヒー買ってきて。早く戻ってきなよ」


「はぁい」



お財布を手に、自販機まで向かう。


うちのクラスから1番近い自販機。

来たは来たでいいけど…まさかの【故障中】


う、嘘でしょ！
なんで故障中なの？



仕方なく断念して、体育館横にある自販機まで来た。