⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
綺麗に巻いてくれて、手当ては終了。



「ありがとう」


「桃はおっちょこちょいだからな」


「今回のは不可抗力っていうか…」


あれは仕方がなかった。

いきなり押されたから反抗できなかったんだもん。



シーンと静まり返る保健室。


晴翔は私の隣に腰を下ろして、こう言った。



「…嫌がらせ、されてたんでしょ?」


知ってたんだ。

「藍川から聞いた」って言ってたから、きっと拓哉くんが助言してくれたんだよね。


拓哉くんにも心配かけさせちゃったなぁ。



「うん…黙っててごめんね」


わざと言ってなかったから。

わたしにもそれなりに非があると思う。



「小暮のことなら心配しないでいーよ。俺が言っといたから」
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