⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
「そこまでして俺に合わせたいんだ?」とか、「どんだけ自信ないの」とか言ってきそうで。


だったらプチサプライズで見せてあげたい…!


「い、言えないっ!これは愛莉ちゃんとわたしの秘密だから」



コソっと愛莉ちゃんの後ろに隠れて身を潜める。


「ちょ!桃ちゃんっ…い、いや晴翔くん違うからね?これはなんていうか…」


いま、ハルくんがどんな顔をしているかなんて分からない。

なんで、愛莉ちゃんと裕太くんがそこまで焦る素振りをみせるのかも分からなかった。



私はただただ「内緒」で遊園地当日にとびっきり可愛い姿をみせたいだけ。



「…へぇ。俺がとびっきり可愛い格好してこいって言ったから、笹野と一緒に遊びに行くんだ?」


「……っえ」



ヒョコっと顔を覗かせれば、すぐそこにハルくんの顔があって。
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