⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
「えへへ」と安心させるように笑うと、ムニっとほっぺをつねられた。


「うざいから無理して笑うな」



優しさとイジワルさが絶妙に混ざってて、だけど不思議と嫌な気持ちにはならなかった。



ポロっ

あれ……おかしいな。なんでだろう。


なんでか涙が止まらない。


しだいに地面に水溜りを作るほどに涙が溢れてきて。


「っごめんね、すぐ泣き止むから!」


そういった途端。


優しい温もりがわたしを抱きしめた。



「っ」


「いいから泣けよ。桃のブッサイクな顔隠してあげるから」


「な、なにぞれひどい」
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