⚠︎絶賛⚠︎幼馴染と溺愛中
今日のわたしは地獄耳なんだからっ。


あ!そうだ。
これは言わなくちゃ。


「ハルくん」


「ん?」


「誕生日おめでとう!あのね…た、誕生日プレゼントを……忘れてまして…」



段々と消えていく語尾。

申し訳なさと恥ずかしさで俯き気味になる。



「桃。顔あげて」


「…うん」


私と同じ目線にかかんで、頭にぽんっと手を置かれる。



大きいハルくんの手。



「別にプレゼントとか要らない。桃の時間、俺にちょーだい?」


「そんなのでいいの?」


やっぱりハルくんって優しー…


「当たり前じゃん。だって、桃のビビった顔が見れるんだから」
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