花と誠の想い
桜の舞う季節がすぎ、
セミの鳴く騒がしい季節もすぎ、
木の葉が紅く色づき始めた今日この頃


お社にはひとりぼっちの女の子



膝を抱え下を向き、
何年も咲いていた花は枯れ、
女の子の笑顔は見えなくなりました。

そして、笑顔を見てくれる人も居ないのです


いつの間にか、女の子はお花さまではなくなってしまったのです。




ひとりぼっちの女の子になってしまいました

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