私を救ってくれたイケメン俳優の溺愛。
 私は、とりあえず、現状がわからずにいた。
 ボーっと過ごした。

 次の日になり、朝は食べれなかったが、昼はごはんを食べてみた。
 ご飯は美味しかった。
『いつぐらいブリに食べたんだろう。』
 いつから、こうなったのかも覚えていない。

 看護師さんが入ってきた。
「ごはんたべました?」
「半分食べました。」
「よかった。下げるね。」
「ありがとうございます。」

 それから、病室を出てみることにした。
病棟はキレイだった。
『あー、VIPが入る病棟みたい。絨毯になってる。はじめて。』
 すぐ病室に戻った。
< 11 / 30 >

この作品をシェア

pagetop