私を救ってくれたイケメン俳優の溺愛。
『なんか、すごくいい人。
 忙しいのに、来てくれて。嬉しい。
 でも、帰るとまた、1人。』

 それから、5日、短時間だけど、永遠くんは来てきくれた。

 そして、ごはんも食べれるようになり、点滴も抜け、退院許可が出た。
 精神科の通院治療で良くなったのだ。
 次の日、退院することにした。

 永遠くんが、夜来た。
「元気になったね。」
「はい。退院許可出ました。
 明日、退院します。」
「そうなんだ。家に帰るの?誰かいるの?」
「いないです。親は死にました。」
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