私を救ってくれたイケメン俳優の溺愛。

「じゃあさ、1人にはしておけないから、うちに来てよ。」
「いや、大丈夫ですよ。」
「ダメ。俺が心配だから、うちに来て。
　どうしても、俺が嫌なら出ていけばいい。
　とりあえず、命令。
　恩人の命令には、従いなさい。」
「はい。」
　正直、家で1人でいたくないから、ありがたかった。
「よろしくお願いします。」
「はい。」
　頭をポンポンされた。

「俺、迎えには来れないけど、マネージャーが来るから。横井って男。そいつに頼んでおくから、退院して、家に寄っている物持ってうちに来てよ。」
「はい。」
「じゃあ、また、明日。」
「おやすみなさい。」