現実主義者の恋愛事情・王子を一時預かりします レイと綺麗
<次の日の朝>
綺麗はいつもと同じ7時起床だ。
そうだ・・
王子は大丈夫か?
綺麗は眼鏡をかけた。
疲れるとコンタクトが入らなくなる。
お母ちゃんが送ってくれた
はんてんを羽織り、
急いでこたつを見に行った。
王子は・・・
布団をかぶったままで眠っていた。
疲れていたのだろう。
綺麗は少しほっとして、
お湯を沸かしてコーヒーを入れた。
炊飯器には炊き上がりのご飯。
朝食はどうしようか・・・
パンとかないしな。
時間があれば、
ホットケーキミックスで
パンケーキとか焼くけどさ・・・
いろいろ綺麗が考えていると
ピンポーン
ドアチャイムが鳴った。
インターホンの画像を見ると、
高梨が手を振っている。
「お迎えにきたぞ」
綺麗がドアを開けると、
高梨は開口一番で
「襲わなかったか?」
「はぁ?誰が・・・?」
綺麗は猫が威嚇するように、
鼻にしわを寄せ、口への字に
曲げた。
「いや、おまえがさ・・
押し倒すとか、若い男だから」
高梨がニヤニヤ笑っている。
「ばかっ、何をほざくかっ!!
お前とは違うわ」
綺麗が足で蹴っ飛ばした。
たぶん高梨は昨晩、
彼女とお泊りデートだったのだろう。
上機嫌だ。
「一応、心配だからな。
上がらせてもらうぜ」
高梨がズカズカと上がりこんだ。
「レイさん、
おはようございます。
お迎えにあがりました」
高梨が呼びかけた先に、
こたつでぼーっとして座っている
王子がいた。
綺麗はいつもと同じ7時起床だ。
そうだ・・
王子は大丈夫か?
綺麗は眼鏡をかけた。
疲れるとコンタクトが入らなくなる。
お母ちゃんが送ってくれた
はんてんを羽織り、
急いでこたつを見に行った。
王子は・・・
布団をかぶったままで眠っていた。
疲れていたのだろう。
綺麗は少しほっとして、
お湯を沸かしてコーヒーを入れた。
炊飯器には炊き上がりのご飯。
朝食はどうしようか・・・
パンとかないしな。
時間があれば、
ホットケーキミックスで
パンケーキとか焼くけどさ・・・
いろいろ綺麗が考えていると
ピンポーン
ドアチャイムが鳴った。
インターホンの画像を見ると、
高梨が手を振っている。
「お迎えにきたぞ」
綺麗がドアを開けると、
高梨は開口一番で
「襲わなかったか?」
「はぁ?誰が・・・?」
綺麗は猫が威嚇するように、
鼻にしわを寄せ、口への字に
曲げた。
「いや、おまえがさ・・
押し倒すとか、若い男だから」
高梨がニヤニヤ笑っている。
「ばかっ、何をほざくかっ!!
お前とは違うわ」
綺麗が足で蹴っ飛ばした。
たぶん高梨は昨晩、
彼女とお泊りデートだったのだろう。
上機嫌だ。
「一応、心配だからな。
上がらせてもらうぜ」
高梨がズカズカと上がりこんだ。
「レイさん、
おはようございます。
お迎えにあがりました」
高梨が呼びかけた先に、
こたつでぼーっとして座っている
王子がいた。