雪山での一夜から始まるような、始まらないようなお話。
翌週、会社で、進藤は交際宣言をした。
慌てて、廊下にヤツを引っ張っていった。
「もう! なに考えてるのよ! 別れたら気まずいじゃない!」
「別れるつもりはないからまったく問題ない。お前は忘れてるけど、プロポーズもしたんだぞ?」
文句を言う私に、平然と進藤は答えた。
「〜〜〜〜〜っ!」
絶句する私。みるみる顔が熱くなる。
もう! ムカつく!
でも、好き!
私は進藤に抱きついた。
─fin─
慌てて、廊下にヤツを引っ張っていった。
「もう! なに考えてるのよ! 別れたら気まずいじゃない!」
「別れるつもりはないからまったく問題ない。お前は忘れてるけど、プロポーズもしたんだぞ?」
文句を言う私に、平然と進藤は答えた。
「〜〜〜〜〜っ!」
絶句する私。みるみる顔が熱くなる。
もう! ムカつく!
でも、好き!
私は進藤に抱きついた。
─fin─