総長様と契約恋愛始めました!












「………すっ…すみません!私が落ちたせいで西園寺くんに怪我を負わせるところで……」

















いくら彼が柔らかく優しい雰囲気だからといって西園寺財閥の跡取りであることに変わりはない…………



















怪我を負わせられそうになったのに、怒らないでいてくれるご令息なんて初めて見た……


















私は昔からドジばかりしてしまったからよくお相手の方を怒らせてしまい………









お父様やお母様にも呆れられることもしばしば………




















「全然気にしないでいいから。それより君の方がこそ怪我してない?保健室まで連れていこうか?」



















西園寺くんはそう言いながら私の頭をまた撫でてくれた。











誰かに優しくして貰っとこと自体中々なかったから胸がいっぱいになりとても幸せで満たされていく…………






























私のような最下層の財閥にはとても手の届かない財閥である西園寺財閥。


















西園寺くんのことも直接見たことあるのは2、3回程度だと思う………











学園でも王子のような存在である彼はモデル顔負けのサラサラな髪に綺麗な形をした目、高い鼻に薄く綺麗な口








身長だって180近くあると思われるそのスタイルとビジュアルはまさに王子というあだ名がピッタリ。














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