あやかし戦記 怪物の城
「うわぁ……。こんなの読み始めたら秒で寝れる自信ある」
レオナードが棚から本を一冊取り出し、パラパラとめくり出す。イヅナがレオナードの読んでいる本を覗き込むと、そこには見たことのない言語で文章が書かれていた。まるで蛇が這っているかのような文字である。
「これ、何語かしら?」
「さあ?ヴィンセントならわかるんじゃね」
レオナードはそう言ったものの、ヴィンセントは何やら真剣に本と向き合っている最中で、こちらの会話など聞こえていないようだ。否、本の世界に入り込むために情報を全てシャットダウンさせていると言った方が正しそうである。
「おい、ガキども!今は最終決戦の最中だ。戦えない戦闘員は必要ないぞ!」
部屋の探索をしていたツヤに怒鳴られ、三人は「すみませんでした!」と声を揃えて言い、本を元の場所へ戻す。
「全く、どこに妖が潜んでいるかわからないんだぞ!?」
「すみません……」
武器を再び構え、イヅナたちは広い部屋の中を隅々まで見て回る。だが、あるのは本棚だけで妖の姿は一体もない。
レオナードが棚から本を一冊取り出し、パラパラとめくり出す。イヅナがレオナードの読んでいる本を覗き込むと、そこには見たことのない言語で文章が書かれていた。まるで蛇が這っているかのような文字である。
「これ、何語かしら?」
「さあ?ヴィンセントならわかるんじゃね」
レオナードはそう言ったものの、ヴィンセントは何やら真剣に本と向き合っている最中で、こちらの会話など聞こえていないようだ。否、本の世界に入り込むために情報を全てシャットダウンさせていると言った方が正しそうである。
「おい、ガキども!今は最終決戦の最中だ。戦えない戦闘員は必要ないぞ!」
部屋の探索をしていたツヤに怒鳴られ、三人は「すみませんでした!」と声を揃えて言い、本を元の場所へ戻す。
「全く、どこに妖が潜んでいるかわからないんだぞ!?」
「すみません……」
武器を再び構え、イヅナたちは広い部屋の中を隅々まで見て回る。だが、あるのは本棚だけで妖の姿は一体もない。