i -アイ-愛-
「やめてよ…っ。生理だって言ってるじゃない…」


お腹が痛い。


頭も痛い。


それなのにどうして殴られなきゃいけないの…?


「お願いだから今日はやめてよ…っ」


「そんなのお前の都合だろ。生理なんかになるお前が悪いんだよ。それぐらい我慢しろっての」


……っ!?


何それ…っ。


「最低だよ…っ!!離して…っ!!」


絶対に抵抗をやめない。


そう決意して、真翔の下で暴れ続けていると、真翔は私に強烈なビンタを食らわせた。


バチンッという、到底女を叩く強さじゃない力で叩かれ反射的に涙があふれる。


叩かれた左頬がジンジン痛む。


「これでもまだ抵抗すんの?」


……っ。


痛い。


全身が痛い。


心も痛い。


「まだ抵抗したいならすればいいよ。もっと痛い目に遭うだけだから」
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