路地裏Blue Night.
こんなのしたって意味がない、らちが明かない。
だけど夢壊しちゃってるもんんんん!!!
弟さんに似てたなら尚更、絶対ちょっと悲しいよね…?寂しいよね…?
「はは、参ったな。女の子は仲間にしないって決めてたからさ」
「……でっすよね…」
おおう……。
こんなにも生まれた性別を恨んだのは初めてです。
「でもなんでおんぶしたときに気づけなかったんだろ…」
それは小せぇからだろがいっ!!!
色んなものが……!!なにがとは言わないけど貧相だからだろがいっ!!
「ぷっ、ぷぷっ」
「なにか!?うん!?はい!?」
「いーや、なんでもなぁ~い。必死すぎてウケる~」
「……」
颯……許さん。
かわいい顔してれば許されると思ってたら大間違いだぞコラ。
って!!そんなの今はどーでもよくてっ!!
まさかのここまで来ての振り出し…。
どうしよう、今から泊まれるネットカフェあるかな、格安カプセルホテルでもいいから。
そんな不安を引き留めるような質問は、さっちゃんから。