(続)頼くんを堕とす方法
教室に入るなり、頼くんに声を掛けたのは…



「比呂、はよ」





そう、青野くん。




この度、青野くんも同じクラスに。



そして、なんと!!





紬も!






最高のメンバーが揃ったこのクラスが大好き。




なんなら卒業なんてしたくない。






「莉子、先生が放課後来いって」




紬の声に気持ちが重くなる。






「また説教だよ〜」




と机に項垂れると、紬の厳しいお言葉が飛んできた。
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