(続)頼くんを堕とす方法
彼女はわたしなのにっ。




側から見れば、理乃ちゃんが彼女に見えるだろうし、その後を追うわたしは痛い女だろう。





「はぁ……」





ま、仕方ない。




合宿では頼くんと海見れたし、ここはグッと我慢。





それから喫茶店に着くなり、もちろん頼くんの隣には理乃ちゃん。




頼くんの前にわたし…で座った。





「野々宮先輩って結構食べるんですね!」



「え?、」





どういうこと?
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