(続)頼くんを堕とす方法
理乃ちゃんは頼くんに距離を詰め、スマホを覗きこむ。





ち、近い!近すぎるっ!!




…そんなに引っつかないで…っ!



と思っても口には出せない。





「そのゲーム、難しそう」



「…理乃には向いてない」



「え〜でもやってみたい」





…なんだよ、なんだよ。




2人の世界に入りやがって!!




わたしもいるんですけど!?



「…ちょっとお手洗い」




と立ち上がりトイレに入ると、すぐに理乃ちゃんがやってきた。
< 103 / 392 >

この作品をシェア

pagetop