(続)頼くんを堕とす方法
と二つ目のケーキを口に運ぼうとした時…




「あ……えっ…」




なぜか頼くんに横取りされてしまった。




その行動にわたしはもちろん理乃ちゃんも驚き。





「よ、頼先輩!よかったらわたしのケーキもどうぞ」




と理乃ちゃん。





「…いい。モンブラン苦手だし」



「っ……そう、ですか」





と肩を落とす理乃ちゃんに思わず声をかけてしまう。




「モ、モンブラン美味しいよね〜!わたしは好きだよ!」



「………」
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