(続)頼くんを堕とす方法
あらら…




もう!頼くんったらダメだな〜。



……て、なんでわたし理乃ちゃんの味方してんの?





とふと我に戻り、ケーキを食べる。





それからの空気ったら重すぎて……




それもこれも頼くんのせい。





三つ目のケーキなんて味しなかったもん!





理乃ちゃんも空元気だったし…




「あのっ、わたし寄るところあるんでここで」





そう言った理乃ちゃんの背中は暗かった。





「ちょっと頼くん!理乃ちゃんいいの?」
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