(続)頼くんを堕とす方法
頼くんの気持ちを聞くことは諦め、これまで通りに接していくことに。






この日は家まで送ってもらい、その道中他愛のない会話をしながら帰った。





と言っても、わたしの話しを頼くんはただ聞くだけ。




たまに相槌をしてくれたり…





それだけでもなにか満たされるものがあったりで、結局はこの通りわたしの負け。





頼くんもわたしと同じ気持ちでいてくれていたとしても、多分わたしのほうが好きは重いし大きい。





こんなに好きなんだもん…!





この気持ち、頼くんにはわからないんだろうな〜。




そんな気持ちを胸に、頼くんと並んで帰った。
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