(続)頼くんを堕とす方法
ご近所さんに見られていないことを祈るばかり。




いや、それよりも!!!




明日どんな顔して会えばいいの〜!?



…わたしとしたことが…っ。





……反省だ〜。





と頭を抱えている頃…




『…なにあいつ……可愛すぎかよ…バカ莉子』





なーんて言われていることなど知る由もないわたしであった。





「莉子〜?帰ったんならお風呂入っちゃって〜!」




下から聞こえたお母さんの声で、一気に現実に引き戻された。
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