(続)頼くんを堕とす方法
ぎゅっと力を入れると、大人しく抱きつかせてくれた紬に感謝。





「右京となんかあった?確か昨日祭り行ったんだよね?」




お祭りのことは紬に報告済み。




「行った!すごく楽しかったし、頼くんがかっこよすぎてやばかった!」



「惚気なら後でにしてよ」



「惚気じゃないよ。反省だよ〜」



「反省…?なんかやらかしたとか?」



「そうなのっ。キス!しちゃったの!」



「………へ〜。別にいいんじゃない?キスの一つや二つ」





…え?…キスの一つや二つ…??





「莉子からしたってことだよね?今時それくらい普通なんじゃない?」
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