(続)頼くんを堕とす方法
ということで家から通える近場の短大に進路を固めた。




……なんて簡単に言ってるけど、今のわたしのレベルでは、その短大に入れるかさえ怪しいところ。





少しずつ…いや、大分危機感が迫ってきたこともあり、勉強の毎日になった。




もちろん授業中の居眠りもしなくなった。





うん、わたし偉い!!!



と自分を褒め称えていると、青野くんが声をかけてきた。






「りーこちゃんっ、」



「青野くん?どうしたの?」



「ちょっと折り入って話しがあるんだけど」



「うん…?」





な、なに?…
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